気づけば、いつも
誰かの期待に応えることが
日常の一つになっている
自分の気持ちは後回しして…
頼まれたら断れず
空気を読み続け
いつもまわりに合わせている。
こうすればきっと
喜ばれるだろう
これは相手の好みではないはず
そんなことばかりに
気を取られていると
いつしか
自分の気持ちはすっぽりと
消えてわからなくなってしまいます。
どんどん…自分が消えていく
あなたは…大丈夫ですか?

顔色が読めることも才能の一つ
平静を装っているけれど
きっと、何かあったかもしれない
誰かのいつもと違うわずかな表情で
そんなふうに気づいてしまう。
つい、声をかけると
「なんでわかっちゃたんですか?」
って当たっている。
その流れで話を聞くことも多かった。
一人じゃ厳しい業務を
抱えている人を見ると
手を差しのべる
「気づいてくれて助かるよ」
そんな場面によく出会う。
会話の中で、言葉の裏を読んでしまう
口に出す言葉だけでなく、
無意識に、言葉の奥の本音を探ってしまう
例えば…
怒りの言葉の奥には
悲しみが隠れていることが多々ある
大丈夫って口では言ってるけど
きっと、大丈夫ではない人
言葉の奥の本音を探してしまう
ただ、
ここから先は
入らないでほしいという
言葉にないメッセージも
伝わる
人の顔色を深く読める
これも一つの才能なのかもしれない。
幼いころ、まわりの様子をうかがいながら
自分を守っていた時期があった
きっとそのころから
身についてきたもの。
こうすれば怒らせる
こうすれば悲しませる
こうすれば喜ばれる
顔色ばかりを見続けてきたおかげで
こんな才能を手に入れることが
できたのかもしれません。
でも、ときどき、
見えなくてもいいのになっ…て
思うときもありますが。

仕事では強みになる
仕事では、
そんな才能は
自分の武器になることも多い。
信頼関係が深まったり
感謝してもらえたり
頼られることも多くなる
期待されることに
きちんと答えることで
得ることも多く
そのために、
その信頼を壊さない努力は
欠かさなかった
抜けや漏れがないように
一人、頭の中でリハーサルを繰り返し
まずいなってところは
未然に防ぐ
どこかにしわ寄せが出てしまいそうなときは
事前に対処する
…いろんなところで
必死だったのかもしれない
私にとって
仕事での
居場所は
とても
大切な場所だったんです。

心が空っぽになる前に
期待に
長い間こたえ続けるていると
頭はいつのまにか、
そのことだけが占領し、
休みの日の楽しみ方も
わからなくなっていた。
休みの日すら仕事のことを考えていたことも
多かった。
休みを満喫している気分でいたけど
できていたのかな?
自分の好きなことや
心地よいって感じられることを
わかってなかったのに。
ときどき、わけもなく
空しくなることがあった。
私の心は空っぽでした。
きっと
大切なものを見失っていたようです。
ただ、そのことに気づいたのはだいぶあと。
こうやって
人のためだけの人生でいいのかな?
そんな小さな疑問を抱き
ようやく立ち止まることができました。

期待に応えない勇気
ときには
期待に応えなくていい日もあります。
頑張り続ける自分の心の休息日。
期待に応えることをやめてしまうと
すべてが崩れてしまいそうになるけれど
応えすぎることを
やめてもいいのかもしれない。
自分を見つめなおして
自分の心の声を聞いて
まずは自分を優先しよう。
よく人から「器用だね」って
言われることがある。
でも、本当は不器用だった。
自分と誰かのバランスをとれずに
自分が消えてしまっていたから。
これからは
期待に応えすぎない勇気が必要だ。

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