誰かの機嫌が悪いと、自分のせいだと思ってしまうあなたへ

心を整える

 

返事がいつもより短くて、
 声のトーンも どことなく、いつもと違う。
 

表情も硬く…笑顔もない。

 

それだけで、

「私、何かしたかな」
「あの言い方が気に障ったかな」


グルグルと頭の中で

終わらない理由探しが
始まってしまう。

 

いつも人の機嫌を気にしていた

 

自分でも嫌になるけれど

その人の表情から
感情までが
自分の中に入ってくる。

 

なるべく
見ないでおこう、知らないふりしようと
思うけれど…

 

視界に入ってしまうと
跳ね返すのは
難しい。

 

機嫌の悪さに対しては
なおのこと

知らないふりが
上手くできない。

 

もしかすると
本当は、私とは関係ないのかもしれない。 

 

それでも… 

その機嫌の悪い理由を
自分が原因ではないかと
関連付けてしまう。

「何かしたっけ?」 

 

やらなきゃいけないことがあっても
頭の中ではずっと、

記憶の糸をたぐり寄せるように
答えを探しだす。 

 

 

人の機嫌を読むことは、自分を守る方法だった

 

人の感情を読み取ってしまうのは、

ただ、まわりを気にしすぎていた
ということだけではなく…

 

私の場合は、

機嫌が悪い大人に囲まれて育ったことで、
嫌なことが起こらないように
いつもアンテナを張っていたのかもしれません。 

 

自分の心が
なるべく傷つかないように。

傷ついたとしても、
できるだけ小さく済むように。相手

 

の機嫌に合わせて
どう動けばうまくいくのか…

そんなことばかり考えて
大人になってしまうと
言葉よりも先に相手の表情を
読み取ってしまう。

 

昔からついていた癖のようです。

 

 

でも、すべての不機嫌が私のせいではなかった

 

不機嫌な態度を
自分のせいだと持ち帰り、

食事をとっても
テレビを見ていても

どこか集中できない。

 

布団に入ってすら

「何かしたっけ?」

そのことだけにとらわれ続け
眠れなくなってしまう。

 

大切な相手だったり、
関係を悪くしたくない相手だったりすると、
さらに沼にはまってしまう。 

 

聞ける距離感の相手だと
いっそ聞いてしまうけれど

聞けない距離感の相手だと
聞く勇気もなく。

 

不機嫌の理由を自分の中に探しながら
とことん頭を悩ませていると

ふと、ちいさな反抗心もでてくる。

 

 

誰かの不機嫌を
すべて私が背負う必要が
はたしてあるのだろうか。

 

そもそも、
不機嫌になったのには
その人なりの理由があるはずだ。

 

仕事で嫌なことがあったのかもしれない。
疲れているのかもしれない。

ストレスがたまっているのかもしれない。

 

 

ちいさな反抗心をきっかけに
少しだけ視点を変えてみる。 

もしも、自分のせいだとしたら、
これだけ答えを探して見つからなければ

きっと理由は別にあるのだろう。

 

 

そう、

相手の感情と、自分の責任は別のもの。

 

そろそろ、切り離しても
いいかもしれない。

 

 

「私、何かした?」の前に、自分に聞いてみる

 

機嫌が悪かった本人にとって
誰かがここまで振り回されているなんて
もしかすると、知る由もなく、

私だけが空回りしているのかもしれない。 

 

家に帰ってから
眠りにつくまで
ずっとそのことに縛られていたら

私の時間は消えてしまう。

 

「私、何かしたかな?」

その答えの出ない問いに
大切な時間を使い続けるのは
もったいない。

 

気持ちが持っていかれそうになったら
いったん、自分に問いかけてみる。

 

「今、私は何を感じてる?」

…不機嫌な態度をみて
自分のせいかもしれないって
慌ててしまっている。

 

「本当に私が何かしたという事実はある?」

…記憶をたどってみても
思い当たることは見つからない。

 

「相手の機嫌まで背負おうとしてない?」 

…相手の感情は相手の問題。

 

 

勝手に決めつけて背負うのはやめよう。

そんなふうにひとつひとつ
問いかけてみよう。

 

そうすれば、曇った心も
少しずつ

晴れ間が見えてくるかもしれません。

 

 

誰かの機嫌より、自分の心を見てあげる

 

人の表情に気づけることは

相手のためになることもあり
自分のためになることもあります。

 

けれど、必要以上に背負ってしまうと

大切な自分の時間まで
削ってしまうことがあります。 

 

だから、これからは、

誰かの機嫌よりも、自分の機嫌。

 

そんなふうに少しずつ、
まずは自分の心に目を向けていく…

 

そうやって
自分の時間を取り戻していけたらいいですね。

 

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