たくさんのお面を抱えていた私へ

心を整える

 

いつも何かに追い立てられるように
頑張っていないと不安だった。

誰かのために
何か少しでも役に立てないと…

私には存在価値が
きっとない

そんな気がしていた。

 

だから

「もっと頑張らなきゃ。」

「もっと努力がたりない。」

頭の中では
同じ言葉が繰り返され
私を叱りつづける。

 

そして
いつの間にか
たくさんのお面を被るようになっていった。

 

頑張っている私のお面

 

この人にはこのお面

 

この人だったらこっちのお面

 

けれど
たくさんのお面を被り続けるうちに

 

いつの間にか
本当の私が消えていた。

 

 

誰かに合わせるお面を作っていた

 

認められたいなって。
誰でも思う気持ちだと思う。

 

私もそうだった。

 

とある企業に入りたての頃
最初のうちはできることが限られている。

 

それでも目の前の小さな仕事を丁寧にこなしていく。

 

そうすると
少しずつ、仕事が増えていく。

 

新しい仕事は
少しワクワクする。

 

また、丁寧に仕事をしていくと
さらに難しい仕事へとステップアップしていく。

 

きちんと、丁寧に、
ミスのないように心掛け、
徐々に認めてもらえるようになる。

 

こうやって
仕事をきちんとこなしていく
私の1つのお面が作られる。

 

必要とされたくて

認めてもらいたくて

 

だから
このお面はずーっと外せない。

 

 

 

 

世の中には
いろんなタイプの人がいる。

 


怒りっぽい人、優しい人、冷たい人、


情にもろい人、薄情な人…

 

社会に出ると、
そんなたくさんの人と合わせて
なんとかやっていく術が必要になってくる。

 

嫌われるのが怖くて…。

 

ありがたいことに
私は、相手の感情を感じやすいほう。

 

だから
相手に合わせて
様々なお面を作ることができた。

 

怒りっぽい人には
機嫌を損なわないよう、
言葉を選び選び
笑顔を絶やさぬよう接することで

トラブルを回避することが概ねできた。

 

怒りっぽい人用のお面を被って。

 

優しい人には
相手からもらえる
優しさや嬉しいと感じる感情に対して

優しさの倍返しを
心掛けていた。

 

優しい人用のお面を被って。

 

逆に冷たい人には
冷たくするわけではなく

 

冷たい表情の中に
たまに見える優しそうな顔をみつけ

少し緩んだ冷たさに
ここぞとばかりに

その優しさを広げる努力をする。

 

冷たい人用のお面を被って。

 

でも、もしかすると
冷たい人も私みたいに
お面を被っているのかもしれない…

と、勝手に親近感を感じてしまう。

 

 

 

そんな風に私の心のポケットには

 

「認めてもらうよう」

「必要とされるよう」

「嫌われないよう」

 

そんな様々なお面で
あふれかえっていた。

 

 

立ち止まったから見えたもの

 

そんなことを繰り返す日々の中

 

ときどき、
お面を外した自分は
どこにいるんだろう…

 

って
空っぽの箱の中を
探すように

 

焦りと
どうしようもない不安との間で
揺れてしまうことがあった

 

でも、

また…

 

「私は強いから大丈夫」

 

そんなお面をつけて
長い間、自分をごまかしていた。

 

お面が外れた自分に
やっと出会えたのは

 

突然

 

動けなくなって
思考停止になってしまってから。

 

頑張れなくなって

泣かない私が

涙が止まらなくなって

ひとつ

ひとつ

お面がはがれ落ちていった時だった。

 

ただ… 
それでも生きてていいんだって
わかった。

 

認めてもらうために
頑張ることは
とても大切。

でも、無理に無理を重ねていた。

必要とされる居場所が欲しかった。

 

 

けれど…
限界を超えてまで
自分を削り続ける必要はなかった。

 

誰かに嫌われたくなくて
いくつものお面を被っていた。

 

本当は
嫌われることを恐れず

 

お面を被らない
ありのままの自分で

良かったのかもしれない。

 

何度もお面を付けかえて

自分を見失ってしまうより

 

ずっといい。


 

「私のままで生きること」
のほうが大切だった。

 

 

余計なお面は捨ててしまおう

 

最近になって思う。

 

誰でもきっと
いくつかのお面を被りながら
生きている。

 

でもそれは、
本当の自分を守っているから。

 

たくさんお面を抱えすぎて
自分を見失ってしまってはいけない。

 

これからも
お面を被る場面は
きっとある。

 

その時こそ
自分を守るお面にしよう。


自分と向き合いながら
必要な時だけ

 

ポケットからそっと取り出そう。

 

 

 

今、たくさんのお面は外れていったけど
取り外しができないお面もあった。

 

「誰かのために」のお面。

 

これは外れない…

 

心が空っぽになって
何が自分にとって大切なものだったのか

 

向き合った時に

 

誰かの喜ぶ顔

誰かの嬉しそうな顔

そんな顔を見ることが
とても心地よい。

 

もし、誰かが私のように
苦しんでしまっている人がいたら

 

手を差しのべて手助けがしたい

 

そんなことが私の喜びだと知った。

 

「誰かのために」

 

どん底に落ちてしまったから
見えてきた景色。

 

いくつものお面を外しても

残ったものの一つ。

 

だから、このお面は
この先もずっと大切にしたい。

 

そして、余計なお面を捨てた私も

 

大切にしていきたい。 

 

 

まとめ

 

きっと誰でも
その時その時に

 

いろんな顔を持って
生きているのだろうと思います。

 

ただ
まわりを優先にしすぎて
自分を見失ってしまうことは
とても苦しいものだと思います。

 

見失わずに
自分を守りながら
つけているお面はとても大切。

 

お面をつけてても
ありのままの自分が
ちゃんとここにいる。

 

お面を外しても
「私は私でいい。」 
そう思える日々が続いていければ十分です。

 

立ち止まったり
遠回りしてたり

泣いても
笑っても

「私は私」
全部、自分の大切な人生の一部。

 

余計なお面は、少しずつ手放して…
ありのままのあなたが、今日もここにいますように。🌿

 

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