「大丈夫?」
って聞かれると
・・・
あれ?
大丈夫じゃなさそうに見えてた?
慌てて
「大丈夫だよ」
って答える。
眠れなかった夜
答えが出ない不安
そんなものを抱えていても
「全然、大丈夫」
繰り返し口にする言葉。
今日は、そんな言葉について
書いてみようと思います。

「大丈夫」は自分を守る言葉だった
子供のころから、
甘える環境がなかったせいか
大人になると
「一人でも平気」
が根付いていたような気がします。
自信がなくても「きっと大丈夫」
今までどうにかやってこれた。
悲しいことも、苦しいことも
ほかの人に伝えたとしても
きっと
何も変わらないはず…
そう信じて生きてきました。
人には優しくしようと心掛けるのに
優しくされるのは苦手でした。
優しくされると
バリケードを張った心の中に
一歩、踏み込まれてしまいそうで…
弱い部分を悟られそうで…
少し…怖かった。
だから、
「大丈夫」
って、予防線を張り続けていました。
その言葉で、私の中の私を守りながら
なんとか、
前に歩き続けてこれた気がします。

「大丈夫」を繰り返すうちに
長い間、「大丈夫」って
いくどとなく
繰り返し言い続けていたら
とっくに限界の線を越えていても…
もう、わからなくなってしまいます。
残業続きなのに、人出不足。
「無理」とは言えずに
仕事を増やす。
どんなに疲れていても
「まだ、いける。」
誤解も解けずに、こじれた人間関係。
どんなに辛くても
「これくらい、平気。」
自分の気持ちに蓋をして
どんどん、追い込まれているのさえ
鈍感になっていたんです。
自分のSOSも見逃して
口からは「大丈夫」
しか出てこない…
どんどん
心は置いてけぼりになっていました。

「大丈夫じゃない」に気づけた日
そんな日々を繰り返した結果…
体調を崩し、
立ち止まらざるを得なくなったとき…
ようやく気づきました。
「あ…私って
大丈夫なんかじゃ…なかった」
きっと
小さなSOSは出ていたはず。
もうそろそろ休んだら?
疲れてるよ
そろそろ無理なんじゃない?
もう限界だよ…
すべて聞こえないふりをしてきてた。
とうとう…
強制的にストップがかかってしまい
まさか、私が…
そんなことはないはず…
いくら否定しても、
すでに体も心もコントロールがききません。
すごく、ショックでした。
「もっとうまくやれたんじゃないか」
「私が弱いからじゃないの」
そんな考えが
何度も頭の中を駆け巡りました。
でも…
心のどこかで、ブレーキがかかったことに
ほっとしている、もう一人の自分もいました。
「もう、いいよ」
そう言って
慰めてくれているようでした。

本音を否定しない
今でも、長年ついたクセがでて、
つい、「大丈夫」
って答えてしまうこともあります。
それでも、今は、
もう一度
「ほんと?」
と自分に問いかけ、
ひと呼吸を入れています。
そして
「ちょっとしんどいな」
「今日は、何もしたくないかも」
って聞こえたら、
その小さな声に、素直になります。
「休んでもいいんだ」
「なーーんにも、しなくていい」
本音を否定しない。
そんな積み重ねが
「私自身を大切にできること」
につながっていく気がします。

まとめ
ずっと「大丈夫」
という言葉で自分の周りに大きな壁を
作ってきたようです。
でも、本当に苦しい時は、
「大丈夫じゃない」
と言ってもいい。
心の奥から聞こえてくる小さな声を、
どうか見失わないでください。
その声を拾ってあげることも、
自分を大切にする方法の
ひとつなのだと思います。



