「自分の気持ちがわからない」と感じたときに、最初にしてほしいこと

自分を大切にする

 

あっという間に過ぎていく日々。

思いがけず
予定のない時間ができたとき、

「せっかくだから
自分のために時間を使おう。」

って気持ちがわいてくる。

 

なのに…

「何がしたい?」
そう自分に尋ねても
悲しいことにすぐに答えが出てこない。

 

このままだと、したいことではなく

「やらなきゃいけないこと」に
体が動いてしまう。

 

「好きなことは?」
「どうしたい?」

立てつづけに質問してみるけど
答えが全然、浮かばない。

 

自分に鈍感だな…

ため息が出る。

 

自分のことなのに、自分の気持ちがわからない。

 

 

それって
いつも誰かのために何かをすることで
安心できていたから

 

自分のことって
ずっと後回しだったのかも。

 

 

その結果…

 

自分の気持ちは
見失ってしまったのかもしれません。

 

 

自分の気持ちがわからなくなるのには、理由がある

 

まるで他人の心の声が聞こえるかのように

良くも悪くも
「まわりの空気を察するスキル」
を持ち合わせている。

 

 

この人はこういうことを
期待しているんだろうな…

そう察すれば期待通りに動いていく。

言葉では聞こえないけれど
手助けが欲しい気持ちを
空気で感じて、サポートにまわる。

 

この人…今日は機嫌がよくないな。

そう察すれば、その人には、
なるべくその日の業務の負荷を
かけないように動く。

 

 

そうやってうまく立ち回る癖がついて
「私はどうしたい?」より先に、

「どうすればうまくいくのかな?」

「どうすれば迷惑をかけないようになる?」

を考えることが習慣になっていた。 

 

 

そんなことを繰り返しているうちに、

自分の気持ちを確認する機会は
少しずつ減っていきました。 

 

ふと、
「この積み重ねって、いつからだろう。」

そう考えると…
ずっと昔、幼いころからの積み重ねだった気がします。

 

「自分がどう感じるか」より
「まわりがどう思うか」を気にする月日を重ね、

いつの間にか大人になっていました。 

 

 

もしかすると、

長い年月、遠いところに
本当の自分を
置いてけぼりにしてきたのかもしれません。

 

 

いきなり「好きなこと」を探さなくてもいい

 

そんな風に

自分のことを鏡で見ながら
客観視できたとしても、

 

では、もう一度

「何が好き?」

と聞いてみても
やっぱりすぐに答えは出せず…。

 

 

けれど、あきらめずに
ちょっとでも興味があることをやってみる。

 

100円ショップにふらっと立ち寄り
大人の塗り絵やハンドメイドなど
趣味のコーナーを眺めてみる。

 

ふと、そのなかにあった、
ちいさな白い色紙(しきし)を1枚買って

久しぶりに観葉植物の水彩画でも
描いてみたりする。

 

意外と面白かったけれど
そう長くは続かない。

 

結局…

書きかけの色紙が机の中で、
悲しく、続きを待っている。

 

なんとなく、予想はついていたけれど、

慌てて探しても
なかなか見つからないものですね。

 

だから、大きな「好き」を探すのをいったんやめて、
もっと小さな感覚に目を向けてみる。

 

たとえば

 

朝起きて、今日はこの服を着ると
落ち着く気がする。

 

何かをするとき、
「今、ちょっとワクワクしてるかな?」

と自分に聞いてみる。 

 

料理の香りを感じて、ひと口ずつ味わってみる。

 

今日は、髪もぼさぼさしたまま
家でボーっとしていたい。

 

そんな何気ない日常の中に
自分探しのヒントが隠れているのかもしれません。

 

急いで、

「何が好き?」
「何がしたい?」

と答えを探すのではなく、

 

「何が心地よい?本当は何が心地よくない?」って 

そんな小さな問いかけを繰り返しているうちに、

 

 

少しずつ自分のことが
わかってくるのかもしれません。 

 

 

「どうすべき?」の前に「私はどう感じてる?」

 

長い間、
誰かの期待に応えられるように、

 

いつも
誰かのために自分を合わせていた。

 

そんな風に生きていたから
ちゃんと自分と対話することなんて
ほとんどなかった。

 

なんとなく、「どうすべき?」

みたいな感覚で
動いていたような気がする。

 

辛いことがあっても
「これくらい大丈夫」って
ごまかしていたんだろうな。

 

 

これからは
立ち止まって

「今、どう感じた?」

丁寧に自分と会話しながら歩いていこう。

 

 

何かを決めるとき、
ほんの数秒だけ自分に聞いてみる。

 

「正しいのはどっち?」ではなく、

「私は、どっちが心地いい?」

 

すぐ答えが出なくてもいい。

自分に問いかけること自体が、
これまで後回しにしてきた

自分の声に
耳を向ける練習になるはずだから。

 

 

小さな選択を、自分に返していく

 

朝起きたときから
小さな選択が繰り返されている。

 

けれど、ほとんどが
無意識の中で行われている。

 

目が覚めて、起き上がり
ご飯を食べて会社へ行く。

 

同じ朝のようで、意識を向けると
同じ朝も違ってくる。

 

今日はちょっとしんどいかなって日は、
できる範囲で少しペースを緩めてみる。

 

朝食の食器も、気分が上がるものを選んでみる。

 

会社の服も、心地よいと感じる服を選んでみよう。

 

仕事の終わり、誘われたら、行きたい?
あんまり乗る気じゃない?

 

 

些細なことだけれど、
その一つひとつを

「誰かがどう思うか」だけで決めず、

「私はどうしたい?」

を少し混ぜてみる。

 

そうやって小さな選択を自分に返していく。 

 

 

自分の気持ちは、少しずつ聞こえてくる

 

長い間、聞いてこなかった声が、
すぐに聞こえるようにはならないかもしれない。

 

けれど、焦らずに

「今日はこれが心地よかった」

「これはちょっと嫌だった」

そんな小さな感覚を見つけるたびに、
自分との距離が少しずつ近くなっていくはずです。

 

 

自分を知りたいと思う気持ちがあれば、
今まで気づかなかった自分にも
少しずつ出会っていけるはずです。 

 

 

そして…

自分の気持ちを知ることは、
自分を大切にすることの始まりなのかもしれません。

 

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